「国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所」(以下寒地土木研究所)と札幌グリーンライオンズクラブが結んだ「千島桜基金に関する覚書」に基づき、基金充実を目的に寒地土木研究所構内が市民解放される5月1日から3日間、苗木の無料頒布と募金ACTを実施致しました。
寒地土木研究所80周年記念植樹に参加した26日は1本の木に数輪の花しか咲いておらず、苗木頒布予定の初日“5月1日は咲いているだろうか?咲いてなければ来場者少ないだろうし頒布も上手く行かない・・・”と不安一杯。しかし、願い通じ見事開花。開花に合せ1日に新聞・TV数社が取材に訪れ報道された事も相まって5月2日からは多くの市民が訪れ賑わいました。
今回提供した苗木は2年前構内樹木からクラブメンバーが種子採取し農園部会で土造り・種蒔き・水やりして育成したもの。10p〜20p位に成長した苗木450ポットを用意しました。初日頒布数は50ポットに満たない数でしたが2日目はマスコミ報道された事もあり来場者多く300ポット弱頒布、3日目は残りの100ポット程が一時間で無くなり全て頒布し終わりました。
「父親がサハリン出身、大きくならない桜が良い、根室に実家がある・・・」貰う人それぞれに想いある事を知り、応対したクラブメンバーも「ここの桜の種から発芽、植え付け時だけ水やりし後は放って・・・、5〜6年後に花が咲くはず・・・」とアドバイス。対面トークに優れた2人のライオンが説明する際には人だかりが出来ました。
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